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マイカーローンの本審査に落ちる確率は?仮審査との違いや通過するためのコツを徹底解説!


マイカーローンの本審査に落ちる確率は?仮審査との違いや通過するためのコツを徹底解説!

マイカーローンは基本的に、仮審査と本審査の二段階の評価を受けます。多くの人が仮審査を通過すれば、そのまま本審査も通ると考えがちですが、本審査で落とされるケースは少なくありません。


この記事では、仮審査を通過したあとに本審査で落ちる主な理由や、仮審査と本審査の違いを解説します。マイカーローンを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。


執筆


マイカーローンの仮審査に通って本審査で落ちる理由は4つ


マイカーローンの仮審査に通って本審査で落ちる理由は4つ

マイカーローンの仮審査に通ったのに本審査で落ちてしまう理由には、主に次の4つが考えられます。

  • 申告内容に虚偽がある

  • 仮審査後に状況が変わった

  • 信用情報に問題がある

  • 複数の本審査に申し込みしている

項目ごとに詳しくみていきましょう。


1.申告内容に虚偽がある


仮審査は申込時に提供した情報を元に検討されるのに対し、本審査では公的なデータや確定情報が参照され、ユーザーの申告内容との照合が行われます。収入や雇用情報などのデータが正確でないと判明した場合、これらの虚偽は審査過程で厳しく問題視され、「信用できない」と判断される可能性があるため注意が必要です。


仮に最初から正直に情報を提供していた場合よりも審査の通過が困難になるリスクがあります。正確かつ誠実な情報提供が、ローン審査に通るポイントのひとつです。


2.仮審査後に状況が変わった


仮審査は本審査の前段階であり、あくまで初期の評価を行う簡易審査です。この段階での審査を通過しても、その後に経済状況や収入、雇用状況に変化が生じた場合、本審査での評価に影響を及ぼす可能性があります。


たとえば、仮審査後に収入が大幅に減少したり、長年勤めていた会社を退職したりすると、本審査での審査落ちのリスクが高まります。


したがって、仮審査を受けたあとは、本審査までの間、経済的状況を安定させる努力が必要です。また、仮審査後に借入希望額を増額するのも、審査結果を不利にする可能性があるため避けましょう。


3.信用情報に問題がある


信用情報には、個人の金融取引履歴や過去に発生した金融事故の記録が含まれており、「ブラックリスト」とも言われています。ローン会社は、本審査の過程で信用情報機関に照会を行い、申請者の信用状態を詳しく調べます。


仮審査段階では信用情報の確認をしないことも多く、仮審査通過後に本審査で信用情報に問題が発覚すると、ローンの融資が受けられません。


信用情報はローンの審査過程において重要な要素であり、仮審査を通過したからといって安心するのは早いです。本審査での信用情報の確認により、融資の可否が大きく左右されるため、ローンを申請する際には、事前に自分の信用状況を正確に把握し、必要に応じて改善する努力が重要です。


4.複数の本審査に申し込みしている


複数のローン会社に本審査の申し込みを同時にする行為は、信用情報上で影響を及ぼすことがあります。信用情報機関には申込履歴や審査結果が一定期間記録され、ローン会社はこれらの情報を照会し、相互に審査結果を共有する可能性があるのです。


その結果、短期間に複数のローン審査に落ちていると判断された場合、貸倒リスクや多重債務のリスクとして捉えられ、新たなローン審査において不利な要素となることが一般的です。


さらに、複数のローン申し込みがあること自体が、「経済的に困窮している可能性がある」と解釈されることもあります。これにより、申請者の信用度が低下し、審査に否定的な影響を及ぼすことが懸念されます。


仮審査段階で自分の条件に最も適したマイカーローンを選び、焦点を絞って本審査への申し込みを行うことが、最終的にローンの承認を得る上で賢明な戦略と言えます。



マイカーローンの仮審査と本審査の違い


マイカーローンの仮審査と本審査の違い

マイカーローンの仮審査と本審査は、返済能力を確認するために行われる共通の目的を持ちながらも、役割に違いがあります。ここでは、マイカーローンの仮審査と本審査の違いについて解説します。


仮審査とは


仮審査は、マイカーローンの申請プロセスの初期段階に位置する簡易審査であり、貸金業者や金融機関が借入希望者の基本情報をもとに事前に行うものです。この審査では、年収や勤務先、勤続年数といった情報から、借入可能額や適用される金利などの目安を出します。


仮審査は、インターネットや電話を通じて簡単に申し込むことができ、手続き後、即日から1週間程度で結果が通知されることが一般的です。そのため、利用者は比較的迅速に自身のローン申請が本審査で通る可能性があるかどうかを確認できます。


仮審査の主な目的は、申込者がマイカーローンの基本的な審査基準を満たしているかどうかを判断することにあり、審査ポイントは収入や雇用状況、年齢、住所が含まれます。また、仮審査では信用情報機関への問い合わせを行わないケースも多いため、申込者の信用履歴に影響を及ぼすことが少ないのも特徴です。


本審査とは


本審査は、マイカーローンの申込プロセスにおいて、融資の可否を最終的に判断する重要な審査です。仮審査を通過した個人に対し、信用リスクや返済能力をより細かく評価します。


本審査におけるチェックは、申告内容の検証だけではなく、信用情報機関による情報確認、勤務先への在籍確認、収入や雇用状況、資産状況、借入履歴などを含みます。加えて、融資に直結する車両の価値や保険の有無なども検討対象です。


仮審査時よりも多くの書類提出が求められ、売買契約書や年収を証明できる書類など、具体的な情報が審査の基礎となります。本審査は、完了までに1〜2週間程度の時間を要する場合が多く、金融機関によってはさらに時間がかかることもあります。



マイカーローンの本審査に落ちる確率はローンの種類によって異なる


マイカーローンの本審査に落ちる確率はローンの種類によって異なる

マイカーローンは主に3つあります。

  • 銀行系マイカーローン

  • ディーラーローン

  • 自社ローン

本審査に落ちる確率はローンの種類によって異なります。そのため、審査に不安がある方は比較的通りやすいローンを選ぶとよいでしょう。


ここでは、それぞれのローンの特徴を紹介します。


銀行系マイカーローン


銀行系マイカーローンは、主に銀行や信用金庫、一部の信販会社が提供する自動車購入専用のローン商品です。これらの金融機関は、ディーラー経由ではなく、直接顧客に対してローンサービスを提供しています。


このタイプのマイカーローンの最大の魅力は、他のローンオプションに比べて金利が低めに設定されている点です。その分、他のカーローン商品に比べて審査が厳しいことに注意が必要です。


したがって、銀行系マイカーローンを検討している方は、信用情報や財務状況を含む申込条件をしっかりと満たす必要があることを理解しておきましょう。


ディーラーローン


ディーラーローンは、自動車ディーラーが信販会社と連携して顧客に提供するカーローンサービスです。


主に新車購入時にディーラー経由で申し込むことができ、銀行系マイカーローンと比較して手続きの簡便さがメリットとなっています。また、審査基準においても柔軟性があり、銀行系マイカーローンに比べて承認される確率が高いのも特徴です。


しかし、ディーラーローンは金利が比較的高めに設定されているため、最終的な総支払額が銀行系マイカーローンを利用する場合に比べて高くなる傾向があります。加えて、このローン形態は購入した車がローンの担保となり、完済まで車の名義が信販会社や販売店に留まるため、車の売却や譲渡に制限がある点に注意が必要です。


ディーラーローンを選択する際には、手続きの簡便さと審査の通過しやすさをメリットとしつつ、高金利による総支払額の増加や車の名義に関する制約を理解しておきましょう。


自社ローン


自社ローンは、特に中古車販売店が顧客に提供する支払い手段であり、従来のローン製品とは異なる形で車の購入資金を支援します。この制度は、販売店自身が購入代金を一時的に負担し、購入者はその金額を分割払いで返済していく仕組みです。


自社ローンは、審査の通過率が銀行系マイカーローンやディーラーローンと比べて高いのが特徴です。これは、各販売店が独自に設定した審査基準に基づいて本審査を行い、顧客の財務状況に対しても柔軟に対応できるためです。


自社ローンを選択する際には、審査の通過しやすさや手続きの簡便さを利点としながらも、返済条件や利息率、そして販売店の信頼性を慎重に検討する必要があります。



マイカーローンの本審査に落ちる確率を下げるコツは6つ


マイカーローンの本審査に落ちる確率を下げるコツは6つ

続いて、マイカーローンの本審査に落ちる確率を下げるコツを紹介します。主に次の6つです。

  • 借入額を減らす

  • 信用情報を整理する

  • 正確な情報を伝える

  • 本審査に通るまで勤務先を変更しない

  • 保証人を用意する

  • 本審査は厳選して申し込む

項目ごとに詳しくみていきましょう。


1.借入額を減らす


審査に不安がある方は、まず頭金を多く用意することを考えましょう。また、購入予定車の価格帯を見直し、より経済的な車種やグレード、オプションに落として総額を抑える方法も有効です。


借入額を減らすことができれば、それだけ返済能力が高いと評価され、審査に通りやすくなります。さらに、頭金を支払うことでローンの必要額を減らせるので、ローン会社から見た際の返済能力や信用リスクも改善されます。


ただし、審査に通過することだけを目的として、無理なローンを組むのは避けましょう。後々の返済計画において、十分な余裕を持って計画を立てることが重要です。


2.信用情報を整理する


本審査においては、個人の信用情報が重要な評価基準です。これには、過去および現在のキャッシング、家電ローン、スマートフォンの分割払いなど、さまざまな借入れや返済状況が含まれます。


そのため、マイカーローンの審査に臨む前には、これらの借入れを可能な限り完済し、自身の返済負担率を低下させることを推奨します。金融機関によって上限は異なりますが、一般的には年収の3割を超える返済負担率は避けるべきです。


また、信用情報機関を通じて自分の信用情報を確認し、必要であれば修正措置を講じましょう。信用情報の照会やクレジットスコアの評価は、審査結果に直接影響を及ぼすため、小さな手数料や手間を惜しまずに事前確認することがとても重要です。


完済が難しい場合は、繰上返済を含めた返済額の削減策を検討することで、返済負担率を改善し、信用情報のポジティブな側面を強化することが可能です。信用情報を整理することは、マイカーローンの本審査をスムーズに通過するための有効な手段となります。


3.正確な情報を伝える


収入や雇用状況、住所、連絡先といった基本的な個人情報を正確に申告することはとても重要です。これらの情報は審査過程での信用度を左右するため、申込書や提出書類に誤記入がないよう細心の注意を払う必要があります。


仮審査での情報提供においても、たとえ小さなミスであっても、その信用に関わる影響は大きく、審査結果に影響を及ぼす可能性があります。


なお、ローン審査だけでなく、将来的に他の金融サービスを利用する際も影響するため、常に正確性と誠実さを持って情報を提供することが求められます。


4.本審査に通るまで勤務先を変更しない


仮審査を通過したあとも、本審査では申込者の雇用状況に関して再度確認することが一般的です。


この段階での審査では、「安定した収入源」が審査基準の中で非常に重要な要素とみなされます。そのため、本審査が完了するまでは勤務先の維持を推奨します。


転職によって収入が増える可能性がある場合でも、審査では「安定性」や「勤続年数」が重要視されるため、新しい雇用形態が審査の結果に必ずしもプラスに働くとは限りません。特に、審査担当者は長期にわたる収入の安定性や信頼性を評価するため、短期間での職場変更はリスク要因と捉えられることがあります。


したがって、マイカーローンを申し込む際には、雇用状況が安定しており、可能な限り勤続年数が長いタイミングを選ぶことが賢明です。


5.保証人を用意する


ローンの本審査で信用リスクが懸念される場合、保証人を用意するのも選択肢のひとつです。特に収入や仕事の安定性が審査基準を満たしていないと思われる場合や、学生など自身の信用情報だけでは不十分な場合に有効です。


信頼できる保証人を立てることで、ローン会社にとってのリスクが軽減され、審査の通過率が向上する可能性があります。


ただし、保証人を立てる際は、その人の明確な了承が必要不可欠です。ローンの目的、返済計画、返済額など、重要な情報を全て開示し、納得の上で保証人になってもらいましょう。


6.本審査は厳選して申し込む


複数のローン会社に同時に申し込む行為は、信用情報に照会が重なり、結果的に審査に不利に働く可能性が高いです。一つのローン会社での審査不承認が他社にも伝わることで、「リスクが高い」と判断されることや、多数の申し込みが「資金繰りに困っている」と見なされる原因となります。


仮審査の結果をもとに、本審査の申し込み先を厳選しましょう。



マイカーローンの本審査に落ちる確率でよくある3つの質問


マイカーローンの本審査に落ちる確率でよくある3つの質問

最後に、マイカーローンの本審査に落ちる確率でよくある質問にお答えします。

  • 質問1.マイカーローンで仮審査を受けるメリットは?

  • 質問2.マイカーローンの審査に必要な書類は?

  • 質問3.マイカーローンの本審査に落ちた場合の対処法は?

それぞれ詳しくみていきましょう。


質問1.マイカーローンで仮審査を受けるメリットは?


仮審査を利用するメリットは、審査に通るかどうかの目安を事前に把握できる点です。


仮審査の結果は短期間で得られ、最短1日で分かります。これにより、長期間待たされてからの不承認という状況を避け、迅速に他の選択肢を探すことが可能です。


また、仮審査の結果は信用情報履歴に影響を与えません。本審査で不承認となった場合は信用情報に記録されますが、仮審査ではそのような記録は残らないため、信用履歴を守りながら検討できます。


加えて、仮審査では借入れ可能額や適用金利、月々の返済額などが明らかになり、具体的なマイカーローン計画が立てやすくなります。仮審査の結果をもとに、より適切な借入額や頭金の設定に見直しを行い、本審査での承認確率を高めるための準備を整えることが可能です。


質問2.マイカーローンの審査に必要な書類は?


仮審査段階では、書類の提出を必須としないケースが多いです。ただし、年収や勤続年数、他機関からの借入れ状況などの情報は正確に申告する必要があります。


源泉徴収票や借入残高明細書などの書類は、本審査ではほぼ確実に要求されるため、仮審査の段階で用意しておくとスムーズです。


本審査では、申告内容の正確性を証明するための書類が求められます。この段階で必要となる主な書類には、本人確認書類(例えば運転免許証)、収入証明書類(源泉徴収票や確定申告書など)、車購入契約関連書類(注文書や売買契約書など)、およびローンの引き落としに使用する口座情報が含まれます。


ローンを提供する金融機関や販売店ごとに異なるため、仮審査を通過した段階で、本審査に向けてどのような書類を準備する必要があるのかを確認し事前に集めておくことが、スムーズな審査を受けるポイントです。


質問3.マイカーローンの本審査に落ちた場合の対処法は?


マイカーローンの本審査に落ちた場合、対策を講じずに他のローンへの申し込みを重ねても同様の結果に終わる恐れがあります。


まず、借入額を見直して頭金を増やし、ローン希望額を軽減することで審査通過の可能性を高めましょう。車の買い替えを延期し貯金を増やすのも方法のひとつです。貯金をすることで、将来的により多くの頭金を用意できるようになります。


また、自社ローンを利用することも検討の余地があります。特に、販売店が独自に設ける審査基準は、従来のローンよりも柔軟であることが多く、信用情報に問題がある場合でも承認されやすいです。


車の所有にこだわらない場合は、カーシェアリングやカーリースも考慮に入れるとよいでしょう。特にカーリースは、月額定額で車を利用できるため、頻繁に運転する場合でもコストが予測しやすいメリットがあります。



まとめ


まとめ

マイカーローンの申請過程においては、仮審査と本審査の違いを理解することが大切です。仮審査は主に自己申告情報を基にした簡易的な評価であり、本審査では信用情報の照会を含むより詳細な審査が実施されます。


特に本審査の結果は信用情報に記録されるため、審査不承認を避けることが重要です。これを避けるためにも、適切なマイカーローンの選択と事前の比較検討が求められます。


なお、車の購入に関するローンでお悩みの方は、当社「KSTオート」へご相談ください。お客様のニーズにあわせて、最適な自社ローンをご提案いたします。



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