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中古車の保証は必要か?加入前に知りたい7つのポイントをご紹介!

  • 執筆者の写真: オート KST
    オート KST
  • 8月8日
  • 読了時間: 15分
中古車の保証は必要か?加入前に知りたい7つのポイントをご紹介!

中古車を購入する際に「保証を付けるべきか」と悩んでいませんか。「余計な費用はかけたくないけど、故障が心配…」という方も多いのではないでしょうか。


本記事では、中古車保証の必要性をメリット・デメリットから詳しく解説します。保証の種類や賢い選び方、保証が不要なケースまでご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。


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中古車に保証が必要とされる理由は3つ

中古車に保証が必要とされる理由は3つ

中古車は新車とは異なり、以前の所有者の乗り方やメンテナンス状況によってコンディションが大きく左右されます。そのため、購入後に予期せぬトラブルが発生する可能性もゼロではありません。


ここでは、中古車に保証が必要とされる主な理由を3つ解説します。


1.突然の故障リスクへの備え


中古車は、新車に比べて部品が経年劣化しているため、突然の故障リスクが高まります。外観が綺麗であっても、エンジンやトランスミッションといった内部の重要部品が消耗している可能性は否定できません。


とくに、走行距離が長い車や年式が古い車は、そのリスクがさらに高まる傾向にあります。保証に加入していれば、こうした予期せぬ故障が発生した場合でも、無償または少ない自己負担で修理が可能です。


2.高額な修理費用への対策


自動車の修理、とくにエンジンやエアコンなどの主要な機構が故障した場合、修理費用は数十万円に及ぶケースも珍しくありません。せっかく予算を抑えて中古車を購入したにもかかわらず、高額な修理費が発生しては本末転倒です。


保証に加入していれば、保証範囲内の故障は修理費用がカバーされるため、大きな経済的負担を回避できます。購入後の急な出費を気にせず、安心して車に乗り続けるための賢明な投資の1つが保証です。


なお、車にかかる費用については、こちらの記事でご紹介しています。



3.購入後の安心感の確保


保証が付いている事実は、販売店がその中古車の品質に一定の自信を持っている証とも考えられます。しっかりとした点検・整備が行われているからこそ、保証を提供できるのです。


この事実は、購入者にとって大きな安心材料です。「購入後すぐに壊れたらどうしよう」という不安を抱えながら運転するのと、保証という後ろ盾がある状態で運転するのでは、精神的な負担が大きく異なります。


中古車購入後のカーライフを心から楽しむうえでも、保証の存在は非常に大きいものです。


なお、中古車を購入する際の流れは、この記事でご紹介しています。



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中古車で保証に加入するメリットは3つ

中古車で保証に加入するメリットは3つ

中古車での保証への加入は、単に故障時の修理費用を抑えられるだけでなく、様々なメリットをもたらします。ここでは、中古車保証への加入で得られる主な3つのメリットについて詳しく解説します。


1.無償での修理を受けられる


保証に加入する最大のメリットは、保証期間中に対象範囲内の故障が発生した場合、無償で修理を受けられる点です。車の修理には、前述の通り高額な費用がかかるケースも少なくありません。


とくに、エンジンやトランスミッションといった車の心臓部に関わる部品の故障は、数十万円単位の出費になる場合もあります。保証があれば、万が一の事態にも自己負担なく対応でき、経済的なリスクを大幅に軽減可能です。


予算を気にせず、必要な修理を適切なタイミングで受けられるのは大きなメリットです。


2.保証の範囲が広い


販売店が提供する保証は、基本的なエンジンやブレーキ機構だけでなく、エアコンやパワーウィンドウなどの電装品までカバーしている場合が多いです。これらの電装品も故障すると修理費用が高額になりがちですが、保証対象に含まれていれば安心できます。


保証プランによっては、消耗品を除くほとんどの部品が対象となる手厚い内容のものも存在します。契約前に保証範囲をしっかりと確認し、ご自身の車に合った最適な保証を選び、より安心してカーライフを楽しみましょう。


3.付帯サービスが利用できる


保証によっては、修理サービス以外にも魅力的な付帯サービスが用意されている場合があります。代表例は、24時間365日対応のロードサービスです。


外出先での突然のバッテリー上がりやパンクといったトラブルの際に、専門スタッフが駆けつけてくれます。また、修理期間中に代車を無料で貸し出してくれるサービスもあり、車が使えない間の不便を解消できる点も魅力です。


これらの付帯サービスも、保証を選ぶ際の重要な判断材料となります。


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中古車保証に加入するデメリットは2つ

中古車保証に加入するデメリットは2つ

多くのメリットがある中古車保証ですが、一方で考慮すべきデメリットも存在します。ここでは、中古車保証に加入する際に考えられる主な2つのデメリットについて解説します。


1.保証料が発生する


当然ながら、保証に加入するには保証料の支払いが必要です。保証料は、車種や年式、走行距離、保証期間、保証内容によって異なり、数万円から十数万円になる場合もあります。


車両本体価格とは別に発生するこの費用を、負担に感じる人もいるかもしれません。とくに、少しでも安く中古車を購入したいと考えている場合、保証料は大きな出費となります。


しかし万が一の修理費用と比較すれば、保証料はリスクに対する保険と捉える場合も可能です。ご自身の予算と安心のバランスを考慮して判断しましょう。


2.保証対象外の項目がある


保証に加入したからといって、すべての故障がカバーされるわけではない点に注意が必要です。保証には必ず保証対象外となる項目が存在します。


一般的に、タイヤやバッテリー、ブレーキパッドといった消耗品は保証の対象外です。また、経年劣化による自然な損耗や、内外装の傷・へこみなども保証されません。


さらに、取扱説明書に記載されていない使用方法や、違法な改造が原因で生じた故障も対象外となります。保証に過度な期待をせず、契約前に保証範囲と免責事項を詳細に確認し、後のトラブルを避けましょう。


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中古車保証の主な種類は3つ

中古車保証の主な種類は3つ

中古車保証と一言でいっても、提供元によって内容や特徴は大きく異なります。ここでは、中古車保証の主な3つの種類について詳しく解説します。


1.ディーラー保証


自動車メーカーの正規販売店であるディーラーが提供する保証です。ディーラーで販売される中古車は、厳しい基準をクリアした高品質な車両が多く、保証内容も手厚いのが特徴です。


多くの場合、1年間・走行距離無制限の無料保証が付帯し、主要部品から電装品まで幅広くカバーされます。さらに、有料で保証期間の延長も可能です。


修理は全国の系列ディーラーで受けられるため、遠方へ引っ越した場合でも安心できます。質の高いサービスと安心感を求める方におすすめの保証です。


2.中古車販売店の独自保証


ディーラー以外の一般的な中古車販売店が独自に設定している保証です。保証期間や範囲、料金は販売店によって多種多様で、無料の基本的な保証から手厚い有料保証まで様々です。


お店の規模や方針によって内容が大きく異なるため、契約前の詳細な確認が不可欠です。単に「保証付き」という言葉だけで判断せず、保証範囲、期間、走行距離制限、免責事項などをしっかりと確認しましょう。


地域密着型の店舗などでは、柔軟な対応が期待できる場合もあります。


3.保証会社の保証


中古車販売店が、外部の保証会社と提携して提供する保証サービスです。販売店独自の保証に比べて、保証範囲が広く、全国の提携工場で修理が受けられるといったメリットがあります。


カーセンサーアフター保証やグー保証などが有名で、全国展開している販売店で採用されているケースが多いです。保証プランも豊富に用意されており、車の年式や走行距離、予算に応じて選べます。


第三者機関による保証であるため、客観的で公平なサービスが期待できる点も魅力です。


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後悔しない!中古車の保証を選ぶ際のポイントは7つ

後悔しない!中古車の保証を選ぶ際のポイントは7つ

中古車保証に加入する際は、内容をよく確認せずに契約してしまうと、いざという時に「保証が使えなかった」という事態になりかねません。ここでは、中古車保証を選ぶ際に特に注意すべき7つの点について詳しく解説します。


1.保証範囲を確認する


まず最も重要なのは、どこまでが保証範囲なのかを正確に把握する点です。エンジンやトランスミッションといった走行に関わる主要部品はもちろん、エアコンやナビなどの電装品が含まれているかを確認しましょう。


特に電装品は故障しやすく修理費用も高額になりがちなため、保証対象に含まれていると安心です。逆に、タイヤやバッテリーなどの消耗品はほとんどの場合に対象外となります。


保証書や契約書を細部まで読み込み、不明な点は必ず販売店の担当者に質問しましょう。


2.保証期間を確認する


次に、保証期間がどれくらいあるかを確認します。中古車の不具合は購入後すぐに出るとは限りません。数ヶ月経ってから発覚するケースも多いため、保証期間はできるだけ長い方が安心です。


一般的には最低でも6ヶ月、できれば1年以上の保証が付いている場合が望ましいとされています。販売店によっては、有料オプションで保証期間を2年、3年と延長できる場合もあります。


ご自身の車の乗り方や予算と相談しながら、適切な保証期間を設定しましょう。


3.保証の走行距離制限を確認する


保証期間とあわせて、走行距離に制限がないかも必ず確認してください。保証によっては「期間1年、ただし走行距離1万kmまで」のように、期間と距離の両方で制限が設けられている場合があります。


この場合、期間内でも走行距離が上限に達した時点で保証は終了します。特に通勤やレジャーで長距離を走る機会が多い方は「走行距離無制限」の保証を選ぶと安心です。


ご自身の年間走行距離を考慮し、条件に合う保証を選びましょう。


4.免責金額の有無が設定されているか


保証を利用して修理する際に、免責金額(自己負担金)が設定されていないかを確認しましょう。免責金額とは、修理費用のうち契約者が自己負担しなければならない金額を指します。


例えば、免責金額が3万円の場合、修理費用が10万円かかっても保証でカバーされるのは7万円となり、残りの3万円は自分で支払う必要があります。


保証料が安くても免責金額が高額なケースもあるため、トータルでどちらがお得かしっかりと見極めましょう。


5.修理上限額の設定がされているか


保証期間内の修理上限額がいくらに設定されているかも重要なチェックポイントです。保証によっては、1回の修理や保証期間中の累計修理額に上限が設けられている場合があります。


特に、車両本体価格が安い中古車の場合、修理上限額が低く設定されている場合も少なくありません。高額な修理が必要となった際に上限額を超え、差額を自己負担しなくて済むように、契約前に上限額を必ず確認しておきましょう。


6.修理工場の指定があるか


故障した際に、どこで修理を受けられるのかも事前に確認しておく必要があります。保証によっては、修理は指定工場でしか受けられないという制約がある場合もあるでしょう。


その指定工場が自宅から遠いと、いざという時に不便です。一方で、全国のディーラーや提携工場で修理可能な保証であれば、引越しや旅行先でのトラブルにも対応できるため安心できます。


ご自身のライフスタイルに合った修理体制の保証を選ぶと、万が一の際の利便性につながります。


7.保証の継承条件があるか


中古車を保証期間内に売却する可能性があるなら、その保証が次のオーナーに継承できるかどうかも確認しておきましょう。保証の継承が可能な車は、売却時に付加価値となり、査定額が有利になる可能性があります。


継承には所定の手続きや手数料が必要になる場合がほとんどですが、将来的な売却を視野に入れているのであれば、継承可能な保証を選んでおくメリットは大きいです。購入時だけでなく、手放す際の視点で保証を選びましょう。


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中古車の保証が不要と考えられるケースは3つ

中古車の保証が不要と考えられるケースは3つ

中古車を購入する際は、基本的に保証への加入が推奨されますが、状況によっては保証が必ずしも必要ない、あるいは優先度が低いと考えられるケースも存在します。


ここでは、中古車の保証が不要かもしれない3つの具体的なケースについて解説します。


1.新車保証が残っている場合


購入を検討している中古車が高年式の場合、メーカーが提供する新車保証(メーカー保証)が残っている可能性があります。新車保証には、消耗品などを除くほとんどの部品が対象の「一般保証(3年または6万km)」と、重要部品が対象の「特別保証(5年または10万km)」があります。


この保証期間が残っていれば、ディーラーで所定の継承手続きを行えば、保証を引き継ぐことができるでしょう。この場合は、販売店の保証に別途加入する必要性は低いといえます。


2.自分で修理できる知識がある場合


自動車整備に関する専門的な知識や技術があり、ある程度の故障なら自分で修理できる方にとって、保証の必要性は相対的に低くなります。部品の調達ルートを確保しており、工具も揃っているような場合は、保証料を支払うより故障の都度自分で対応するほうが、コストを抑えられる可能性があります。


ただし、エンジンやトランスミッションの載せ替えなど、専門的な設備が必要な重整備への対応は困難です。どのレベルまでの故障に対応できるか、冷静に判断しましょう。


3.短期間しか乗らない予定の場合


購入する中古車を、次の車検までのつなぎや、数ヶ月程度の短期間しか乗らないと明確な場合、高額な保証料を支払ってまで長期の保証に加入するメリットは薄いかもしれません。


もちろん、短期間でも故障のリスクはゼロではありませんが、そのリスクと保証料を天秤にかけ、総合的に判断しましょう。


ただしこの場合でも、販売店が付帯している最低限の無料保証などを活用し、納車後すぐに重大な不具合がないかを確認してください。


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自社ローンで「KSTオート」が選ばれる理由

自社ローンで「KSTオート」が選ばれる理由

自社ローンで「KSTオート」が選ばれる理由は、以下のとおりです。


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中古車 保証でよくある3つの質問

中古車 保証でよくある3つの質問

中古車の保証について検討していると、様々な疑問が浮かんでくるかもしれません。ここでは、中古車の保証に関して特に多く寄せられる3つの質問とその回答をご紹介します。


質問1.保証料の相場はいくらですか?


中古車保証の料金は、車種、年式、走行距離、保証内容、保証期間によって大きく変動するため、一概に「いくら」とはいえません。あくまで目安ですが、1年間の保証で数万円から10万円程度が一般的な相場とされています。


軽自動車やコンパクトカーは比較的安価で、排気量の大きい車や輸入車は高くなる傾向です。また、保証範囲が広い手厚いプランほど料金は高くなります。


正確な料金を知るには、検討している中古車販売店に直接見積もりを依頼するのが最も確実です。


質問2.保証期間が過ぎた後はどうなりますか?


保証期間が終了した後に発生した故障については、原則として修理費用はすべて自己負担となります。そのため、保証期間が切れる前に、車のコンディションを改めてチェックしておきましょう。


販売店によっては、保証期間の満了前に通知をしてくれたり、有料で保証を延長できるプランを用意していたりする場合があります。継続して保証を受けたい場合は、期間が切れる前に販売店に相談してみましょう。


保証が切れた後の万が一の出費に備え、修理費用を積み立てておくのも1つの方法です。


質問3.保証を使って修理する時の流れは?


保証を利用して修理する場合、まず車の不具合に気づいたら、すぐに購入した販売店または保証書記載の連絡先に連絡します。自己判断で修理工場に持ち込むと、保証の対象外となる可能性があるため注意が必要です。


連絡後、担当者の指示に従って車を入庫させ、故障箇所を確認してもらいます。その故障が保証の対象であると判断されれば、修理が開始されます。


免責金額の設定がある場合は、修理完了後に自己負担額を支払いましょう。修理の流れや必要書類は保証会社によって異なるため、事前に確認しておくとスムーズです。


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まとめ

まとめ

中古車の保証は、新車に比べて故障のリスクが高い中古車だからこそ、万が一の事態に備えるために非常に重要な役割を果たすでしょう。突然の故障による高額な修理費用のリスクを回避し、購入後のカーライフを安心して楽しむには、保証への加入を強く推奨します。


保証にはディーラー保証や販売店の独自保証など様々な種類があり、それぞれ保証期間や範囲、料金が異なります。後悔しないためには「保証付き」という言葉だけで安心せず、保証範囲や期間、走行距離制限、免責金額の有無などを契約前にしっかりと確認しましょう。


なお、当社「KSTオート」でも自社ローンを取り扱っています。ローンブラック、自己破産、任意整理をされた方、ローンを組みにくい学生やフリーター、派遣社員、年金受給といった方もご安心ください。⇒KSTオートの自社ローン仮審査申込フォームはこちらから


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