学生でも中古車ローンを組める?審査条件や通過するコツ、注意点をご紹介!
- オート KST
- 2 分前
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「通学やアルバイトで車が必要になったけど、まとまったお金がない…」「学生というだけでローンの審査は通らないのでは?」と、中古車の購入を諦めかけている学生の方も多いのではないでしょうか。
しかし、心配する必要はありません。いくつかの条件やコツさえ満たせば、学生でも中古車ローンを組めます。
本記事では、学生が中古車ローンを利用するための具体的な条件から、審査に有利になるコツ、そして契約前に知っておくべき注意点まで、分かりやすく解説していきます。
あなたに最適なローンを見つけ、賢く車を手に入れるための第一歩を、この記事と一緒に踏み出しましょう。

学生が中古車ローンを組むために必要な条件は3つ

学生が中古車ローンを利用するためには、社会人とは少し異なる視点で審査されます。ローン会社が最も重視するのは「返済能力」です。
ここでは、学生が審査のテーブルにつくために最低限クリアすべき3つの基本的な条件について解説します。それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.安定した収入の証明
ローン審査で最も重要なのは、継続的で安定した収入です。学生の場合、主な収入源はアルバイトであると考えられます。
特定の金額が定められているわけではありませんが、毎月一定額の収入を証明する必要があります。勤続年数が長いほど収入の安定性が高いと評価され、審査に有利に働く傾向にあります。
収入が不安定だと返済能力を疑問視されるため、1つのアルバイトを長く続けることが大切です。
2.年齢条件のクリア
自動車ローンを契約するには、基本的に18歳以上である必要があります。2022年4月の民法改正により成人年齢が18歳に引き下げられたため、18歳や19歳の方でも親の同意なしでローン契約が理論上は可能になりました。
しかし、ローン会社によっては独自の基準で「20歳以上」を申し込みの条件としている場合も少なくありません。
申し込みを検討している金融機関や信販会社の年齢条件を事前に確認する場合が不可欠です。
3.親権者の同意または保証人の準備
18歳以上であれば単独で契約可能ですが、学生の場合は返済能力の観点から保証人を求められるケースがほとんどです。特に、未成年(18歳未満)の場合は親権者の同意が法律で義務付けられています。
安定した収入のある親や親族に連帯保証人になってもらえば、ローン会社の貸し倒れリスクが低減されるため、審査通過の可能性が格段に高まります。事前に親に相談し、協力を得ておけばスムーズな契約へとつながります。
学生が利用できる中古車ローンの種類は3つ

学生が中古車ローンを検討する際、主に3つの選択肢があります。それぞれに金利や審査の難易度、特徴が異なるため、自分の状況に最も合ったローンの選択が必要です。
金利の低さだけで選ぶのではなく、審査に通りやすいかどうかも含めて総合的に判断しましょう。
1.ディーラーローン
自動車販売店で車を購入する際に、その場で申し込めるのがディーラーローンです。信販会社が提携しており、審査が比較的スピーディーで、銀行ローンに比べて通りやすい傾向にあります。
車の購入とローンの手続きを一度に済ませられる手軽さが大きなメリットです。ただし、金利は銀行ローンよりも高めに設定されている場合が多く、ローン完済まで車の所有権が販売店や信販会社に留保される点には注意が必要です。
2.銀行のマイカーローン
銀行や信用金庫などが提供するマイカーローンは、ディーラーローンに比べて金利が低いのが最大の魅力です。総支払額を抑えたい場合には最適な選択肢であると言えます。
しかし、その分審査基準は厳しく、安定した高い収入や勤続年数が求められるため、アルバイト収入が主体の学生にとってはハードルが高いのが実情です。
申し込みから融資実行までにも時間がかかる傾向があるため、余裕を持った手続きが必要です。
3.学生ローン
一部の信販会社や消費者金融では、学生を対象とした「学生ローン」を提供している場合があります。学生である場合を前提としているため、他のローンに比べて審査に通りやすい傾向があります。
ただし、利用目的が自由なフリーローンであるケースが多く、自動車購入に特化していないため金利は高めに設定されています。また、借入限度額が低めなのが多いため、希望する中古車の価格によっては利用が難しい場合もあります。
学生が中古車ローンの審査に通りやすくなるためのコツは4つ

学生という立場は、ローン審査において不利に働くケースも少なくありません。しかし、いくつかのポイントを事前に押さえて準備すれば、審査通過の可能性を大きく高められます。
少しでも有利な条件でローンを組むために、ここで紹介する4つのコツをぜひ実践してみてください。
1.頭金の準備
頭金を用意するのは、審査を有利に進める上で非常に効果的です。購入する車両価格の一部を現金で支払えば、ローンの借入額そのものを減らせます。借入額が少なくなれば、ローン会社の貸し倒れリスクが低減し、返済能力があると判断されやすくなります。
また、月々の返済額も抑えられるため、自身の負担を軽減できるでしょう。計画的に貯金をして、少しでも多くの頭金を準備してください。
2.連帯保証人の設定
学生がローンを組む上で、最も強力な後押しとなるのが連帯保証人の存在です。安定した収入のある親や親族に連帯保証人になってもらうと、あなたの信用力を大幅に補完できます。
万が一あなたが返済できなくなった場合に、連帯保証人が返済義務を負うため、ローン会社は安心して融資を行えます。審査が不安な場合は、まず親に相談してみましょう。
3.借入希望額の調整
購入したい車の価格が高すぎると、収入に見合わないと判断され、審査に落ちる原因となります。年間のアルバイト収入から、無理なく返済できる範囲の借入額を設定しましょう。
一般的に、年間の返済額が年収の25%〜35%以内に収まるのが1つの目安とされています。高価な車種にこだわるのではなく、少し価格帯の安い中古車を選んで借入希望額を抑えるのも、審査通過のための賢明な選択です。
4.良好な信用情報の維持
信用情報とは、クレジットカードや携帯電話料金の支払い履歴など、個人の金融取引に関する記録のことです。ローン会社は審査の際にこの信用情報を必ず確認します。
過去に支払いの遅延や延滞があると、信用情報に傷がつき、返済能力を疑問視されてしまいます。
日頃からクレジットカードの支払いや携帯電話の分割払いなどを期日通りに行い、良好な信用情報を保てば、将来のローン審査において非常に重要になります。
学生が中古車ローンを契約する際の2つの注意点

無事にローンの審査に通過しても、契約前に確認しておくべき重要なポイントがあります。
憧れの車を手に入れる喜びで舞い上がってしまいがちですが、ここで冷静に契約内容を見極めることは、後のトラブルを防ぎ、安心したカーライフを送るために不可欠です。
次は、学生が中古車ローンを契約する際の2つの注意点について解説します。それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.無理のない返済計画
契約書にサインする前に、月々の返済額と返済期間を再度確認し、自身の収入状況と照らし合わせて無理がないかを慎重に判断してください。アルバイトのシフトが減ったり、予期せぬ出費が発生したりする場合も考慮に入れる必要があります。
卒業後の進路によっては収入が一時的に途絶える可能性も視野に入れ、余裕を持った返済計画を立てましょう。返済が困難になるような契約は絶対に避けてください。
なお、無理のない中古車ローンの組み方については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
2.金利と総支払額の確認
ローンの契約で特に注意すべきなのが「金利」です。金利が1%違うだけでも、総支払額は大きく変わってきます。
提示された金利の種類(固定金利か変動金利か)と、その金利で計算した場合の総支払額を必ず確認してください。車両本体価格だけでなく、利息を含めたトータルの費用を把握しましょう。
複数のローンを比較検討し、最も条件の良いものを選ぶように心がけてください。
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学生 中古車ローンでよくある3つの質問

学生の中古車ローンでよくある3つの質問について解説します。
質問1. アルバイトでもローンは組めますか?
アルバイトでも安定した継続収入があれば、中古車ローンを組むことは可能です。審査では収入額の多さよりも、毎月一定の収入が長期間続いているかという「安定性」が重視されます。
そのため、1つのアルバイト先での勤続期間が長いほど有利になる傾向にあります。ただし、借入可能な金額は年収に応じて決まるため、高額な車両のローンを組むのは難しい場合が多いです。
質問2. 保証人なしでもローンは組めますか?
学生が保証人なしでローンを組むことは、一般的に非常に難しいとされています。ローン会社は返済能力を慎重に判断するため、収入が不安定と見なされがちな学生に対しては、返済を担保する連帯保証人を必須条件とする場合がほとんどです。
安定した収入のある親や親族に保証人になってもらえれば、審査通過の可能性が大幅に高まります。
質問3. ローンの審査ではどのような点が重視されますか?
ローンの審査では、主に「属性情報」と「信用情報」の2点がチェックされます。属性情報とは、申込者の年齢、職業(学生かアルバイトか)、年収、勤続年数などの個人情報です。
信用情報とは、過去のクレジットカードやローンの利用履歴、支払い状況で、延滞などの記録がないかが確認されます。これらの情報から総合的に「返済能力があるか」が判断されます。
まとめ

学生であっても、中古車ローンを組んで車を手に入れられます。重要なのは、アルバイトなどで安定した収入を確保し、保証人になってもらう親の協力を得ることです。
また、自身の収入に見合った無理のない返済計画を立てる必要もあります。頭金の準備や良好な信用情報の維持といった事前の対策が、審査をスムーズに進めるために大切です。
今回ご紹介した条件やコツ、注意点を参考にしてください。あなたに最適なローンを選び、賢く計画的に憧れのカーライフを実現しましょう。

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