カーローンの申込みを検討されている方で、どのような書類が必要か知りたい方もおられるのではないでしょうか。
書類の不備や準備不足があると、審査が滞る可能性もあるため、書類を正確に準備して、スムーズに手続きを進めましょう。
本記事では、カーローンの審査に必要な書類や審査の流れ、申し込む場合の注意点をご紹介します。また、よくある質問も解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
カーローンの審査の流れ
カーローンの審査の流れは、以下のとおりです。
ローンを組む際は、頭金を用意する場合が多いが、全額ローンも選択できる
金融機関に提出するための書類を揃え、ローンを申請する。平日の日中は混雑しているため、インターネットでの申請がおすすめ
申込み後、金融機関は収入や経済状況を確認して、返済能力を判断する。頭金が多いと審査が有利になる可能性が高い
審査に通過すると、指定の口座に資金が振り込まれる。入金を確認した後、販売店に車の代金を支払う |
カーローンの審査に必要な書類
ローン契約時に必要な書類は、金融機関によって異なり、ディーラーや信販会社のローンでは提出書類が少なくて済みます。一方、銀行系のローンでは多くの書類を求められる傾向があります。
一般的に必要な書類としては、以下のとおりです。
運転免許証やパスポート、マイナンバーカード、健康保険証などがあり、現住所と本人書類の住所に相違がないか確認するために、住民票が求められるケースもある
源泉徴収票、直近3か月の給与明細書、所得明細書、所得税や住民税の納税証明書などがあげられる。また、個人事業主の場合は、決算書や確定申告書、納税証明書の提出が必要となる
申込人の氏名や購入金額、販売店名が記載された、注文書や見積書が必要になる
ローンを借り換える場合、残債がわかる返済証明書が必要。また、通帳のコピーが求められる場合もある |
カーローンの審査を申し込む場合の注意点は5つ
次は、カーローンの審査を申し込む場合の注意点について解説します。
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それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.仮審査から申込みまでには期限がある
マイカーローンの仮審査結果には有効期限が設定されており、金融機関ごとに異なります。一般的には3か月程度が多いですが、1か月や2か月、半年といった場合もあります。
この期限を過ぎてしまうと、再度の申込みが必要となるため、注意が必要です。また、取得に時間がかかる書類については、あらかじめ準備を進めておくとスムーズです。
2.金額に変更があった場合はすぐに報告する
カーローンを利用する際には、指定された用途以外での使用が厳しく制限されています。このため、ローン審査時には、資金の使途を確認するために、売買契約書や見積書の提示が求められる場合が多いです。
もし、購入する車のグレードやオプション、頭金の額に変更が生じた場合、すみやかにローン会社に連絡しましょう。また、審査時には勤務先への在籍確認がなされるため、転職や異動がある場合も事前にローン会社へ報告しておくと、手続きがスムーズに進みます。
3.保証人にも必要な書類がある
マイカーローンの申込時、保証人は不要とされている場合が多いですが、年齢や収入、勤続年数などの条件によっては保証人が必要になる可能性もあります。
この場合、保証人を立てるためには、本人確認書類や収入証明書などの書類を提出しなければなりません。
このため、事前に保証人となる方に依頼して、必要書類の準備を依頼しておくとスムーズに手続きが進みます。指定の保証会社を利用する際には、このような書類の提出が求められるため注意しましょう。
4.銀行のカーローンは銀行口座が必要になる
銀行でカーローンを契約する場合、ほかの銀行の口座を返済用に指定することはできません。このため、契約する銀行の口座を持っていない場合は、新たに口座を開設する必要があります。
また、口座を開設する際には、必要な書類を準備しなければなりません。これらの手続きは、契約をスムーズに進めるために事前に確認しておくのがおすすめです。
なお、金利が安いおすすめの銀行系自動車ローンについては、こちらの記事で解説しています。
5.借換えの場合は必要な書類が増える
カーローンの借換えを検討している場合、申請者が車の所有者でなければなりません。
申請時には、一般的な必要書類に加えて、借換え対象車両の車検証や、現在利用中のカーローンに関する残高証明書、返済予定表などの書類が求められます。
これらの必要な書類を事前に準備しておくと、借換え手続きが円滑に進められます。
カーローンに必要な書類の提出方法は3パターン
次は、カーローンに必要な書類の提出方法について解説します。
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それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
1.窓口や担当者に直接渡す
カーローンの申込みに必要な書類は、ディーラーや金融機関へ直接提出するのが一般的です。ディーラーの場合、担当者に書類を手渡し、忙しい場合は担当者が自宅まで取りに来てくれる場合もあります。
また、書類を直接渡すため、不備があった場合にその場で確認や修正ができるメリットがあります。事前に担当者と相談して、必要な書類や手続きについて確認しておきましょう。
2.画像データで提出する
自動車ローンをインターネットで申し込む際は、スマートフォンを用いて必要書類の画像を提出するのが一般的です。
まず、Webフォームに必要な情報を入力して、その後にメールで届くリンクを利用して、スマホで撮影した書類の画像をアップロードします。
画像の提出には鮮明さが求められ、手ぶれやピントの問題がある場合、再提出の可能性もあります。なお、書類提出のために外出しなくてよい点や、24時間いつでも手続きができる点がメリットです。
3.郵送で提出する
ローン申請に必要な書類は、郵送で提出が可能ですが、提出する書類に不備がある場合、再提出が必要となり、時間がかかる可能性があります。
このため、郵送前に内容をしっかりと確認しておきましょう。
郵送物には大切な個人情報が含まれるため、宛先に間違いがないか確認することが大切です。
また、貸金業者によっては、FAXやオンラインアップロードも利用できるため、それぞれの指示に従い手続きしてください。
カーローン必要書類でよくある3つの質問
最後に、カーローンの必要書類でよくある質問について紹介します。
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それぞれの詳しい内容についてみていきましょう。
質問1.ローンの仮審査に必要な書類は?
自動車ローンは、オンラインで仮審査を申し込めるため、書類の提出が不要です。店舗や郵送での仮審査も選べますが、オンラインの場合、入力作業だけで手軽に完了します。
さらに、オンラインからの申込みであれば、24時間365日いつでも都合のよい時間に仮審査を進められる点が魅力です。仮審査の後は、本審査もWeb上で申請できるため、来店の必要がありません。
質問2.カーローンの審査はどのような基準で行われるの?
カーローンの審査では、収入や職業、勤続年数、個人信用情報などが審査のポイントです。一般的に、安定した収入かどうかが重要であり、年収200万円以上が目安とされています。
しかし、年収200万以下でも、継続した収入の安定性が評価される場合もあります。
また、職業では、正社員や公務員といった安定した雇用形態の方が有利で、勤続年数が1年以上あると審査に通りやすい傾向です。
さらに、過去のローンやクレジットカードの返済履歴も審査に影響するため、信用情報を事前に確認しておくと安心です。
質問3.カーローンの審査にかかる期間は?
マイカーローンを選ぶ際には、申込先によって審査期間や金利条件が異なるため、事前に確認しておきましょう。
金融機関のマイカーローンは、メガバンクや地方銀行、信用金庫などから提供されており、従来は1~2週間ほどの審査期間がかかっていました。
しかし、手続きをオンラインで完結できる銀行も増え、最短数分で審査結果が出るなど利便性が向上しています。一方、ディーラーや自社ローンは審査が短いものの、金利や名義に関して注意が必要です。
なお、マイカーローンの本審査にかかる期間については、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ
本記事では、カーローンの審査に必要な書類や審査の流れ、申し込む場合の注意点をご紹介しました。
審査に必要な書類には、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類や、源泉徴収票、直近3か月の給与明細書収入証明書が必要です。
さらに、ローンを車の購入に利用する旨を証明する書類として、注文書や見積り書を販売店に依頼しましょう。
また、ローンを借り換える場合は、残債がわかる返済証明書が求められます。それぞれローンの種類によって必要な書類が異なるため、事前に確認しておきましょう。
さらに、申込みする際は、仮審査からの期限に注意し、金額に変更があった場合は早急に申告しなければなりません。
書類の提出方法には、オンライン上で画像データを送信する方法や郵送、窓口で担当者に提出する方法などがあります。自分の都合に合った方法で期限内に提出するように心がけてください。
なお、当社「KSTオート」でも自社ローンを取り扱っています。ローンブラック、自己破産、任意整理をされた方、ローンを組みにくい学生やフリーター、派遣社員、年金受給といった方もご安心ください。⇒KSTオートの自社ローン仮審査申込フォームはこちらから
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