乗り出し価格とは?総額に含まれる費用と注意すべき3つのポイントをご紹介!
- オート KST
- 8月29日
- 読了時間: 7分

車の購入を検討しているときに、広告に掲載されている車両本体価格を見て安く感じた経験はありませんか。しかし、その金額だけでは車に乗ることはできません。
実際に公道を走るためには、税金や保険料、各種手数料などが加算され、最終的な支払額は大きく変動します。本記事では、予期せぬ出費で後悔しないように、乗り出し価格とは何か、その内訳や費用を抑えるための具体的なポイントを解説します。

乗り出し価格と本体価格の2つの違い

車の購入には、乗り出し価格と車両本体価格という2つの価格があります。この2つの違いを理解することは、予算オーバーを防ぎ、スムーズに購入を進める上で非常に重要です。
まずは、それぞれの価格が何を指すのかを把握しておきましょう。
1.乗り出し価格
乗り出し価格とは、車を購入して公道を走るために必要となる費用の総額を指します。別名「支払総額」とも呼ばれ、車両本体価格に加えて、税金や保険料、各種手数料などがすべて含まれた金額です。
販売店によっては「乗り出し価格」と表記されている場合もあり、この金額が実際に支払うべき最終的な金額となります。購入後に「こんなに費用がかかるなんて知らなかった」という事態を避けるためにも、乗り出し価格で比較検討しましょう。
2.車両本体価格
車両本体価格とは、その名のとおり車そのものの値段を指します。カタログや広告に大きく表示されている場合が多く、税金や手数料などは含まれていません。
そのため、車両本体価格だけを比較すると、乗り出し価格が割高になる可能性もあります。乗り出し価格と車両本体価格の違いを理解すれば、より賢い車選びが可能になります。
乗り出し価格の内訳がわかる要素は2つ

乗り出し価格は、主に「法定費用」と「販売店手数料」という2つの要素で構成されています。ここでは、それぞれの要素に含まれる具体的な費用について解説します。
1.法定費用
法定費用とは、法律で定められた税金や保険料などの費用です。国や自治体に支払う費用のため、どの販売店で購入しても金額は変わりません。主に以下のようなものが含まれます。
これらの費用は、車種や排気量、車両重量などによって金額が異なります。法定費用は見積書に必ず記載されているため、金額が正しく計算されているか確認しましょう。
2.販売店手数料
販売店手数料とは、車の登録手続きや納車前の点検整備など、販売店が代行するサービスに対して発生する費用です。法定費用とは異なり、販売店が独自に設定できるため、金額は店舗によって大きく異なります。主に以下のようなものが含まれます。
販売店によっては、車両本体価格を安く見せて、販売店手数料を高く設定しているケースもあります。そのため、見積書の内容を細かく確認し、不要な項目が含まれていないかチェックしましょう。
なお、車にかかる費用については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
乗り出し価格を抑えるポイントは3つ

乗り出し価格を少しでも安く抑えたいと考えている方も多いでのはないでしょうか。
ここでは、賢く車を購入するために実践できる3つのポイントを解説します。これらのポイントを押さえると、乗り出し価格を削減し、お得に車を手に入れられるはずです。
1.複数の販売店で相見積もりを取る
乗り出し価格を抑える最も効果的な方法の一つが、複数の販売店から見積もりを取ることです。とくに、販売店が自由に設定できる販売店手数料は、店舗によって大きく異なる場合があります。
いくつかの販売店で同じ車種の見積もりを比較すると、相場を把握し、不当に高い費用を請求されていないか見極められるでしょう。また、相見積もりを提示すれば、価格交渉が有利に進む可能性もあります。
2.必要なオプションだけを選ぶ
新車・中古車問わず、購入時には多くのオプションを選べます。しかし、不要なオプションまで追加してしまうと、乗り出し価格が大幅に上昇してしまいます。
ドライブレコーダーやETCなど、本当に必要なオプションは何かを事前にリストアップして、必要最低限のものだけを選ぶようにしましょう。また、販売店によっては、オプションの取り付け費用もかかるため、その点も確認が必要です。
3.自分でできる手続きは行う
乗り出し価格に含まれる販売店手数料の一部は、購入者自身で手続きを行えば、削減できる場合があります。たとえば、車庫証明の申請手続きは、管轄の警察署に書類を提出すれば自分でできます。
また、希望ナンバーの申請なども同様です。これらの手続きを自分で行うと、手続き代行費用を節約できます。ただし、手続きには時間と手間がかかるため、ご自身の状況に合わせて判断しましょう。
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乗り出し価格とはでよくある3つの質問

乗り出し価格について、お客様から寄せられる質問を3つまとめました。これらの質問と回答を参考に、より安心して車選びを進めてください。
質問1.支払総額との違いは何ですか?
乗り出し価格と支払総額は、ほぼ同じ意味で使われています。どちらも、車両本体価格に税金や保険料、各種手数料など、車に乗るために必要な費用をすべて含んだ総額を指す言葉です。
販売店によって表現が異なる場合がありますが、見積書に記載されている最終的な金額がこれにあたります。
質問2.自社ローンとはなんですか?
自社ローンとは、販売店が独自に提供している分割払いの仕組みです。銀行や信販会社を介さず、販売店と直接契約を結ぶため、一般的なオートローンよりも審査基準が柔軟である傾向があります。
過去にローンの滞納歴があったり、非正規雇用だったりするなど、オートローンの審査に通りにくい方でも車を購入できる可能性があるのが大きな特徴です。
なお、自社ローンについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
質問3.中古車の乗り出し価格は新車より高い場合もありますか?
中古車の乗り出し価格は、新車より安い場合が多いですが、稀に新車より高くなる場合もあります。例えば、人気の車種や限定モデル、走行距離が極端に短い車など、市場価値が高い中古車は新車価格を上回る場合があります。
また、中古車の状態によっては、納車整備費用が高くなる点も考えられます。そのため、中古車であっても見積書をしっかりと確認してください。
なお、中古車を購入する際の流れについては、こちらの記事でご紹介しています。
まとめ

乗り出し価格とは、車に乗るために必要な費用をすべて含んだ総額です。車両本体価格に加えて、税金や保険料などの法定費用、そして販売店が独自に設定する販売店手数料が含まれています。
予算オーバーを防ぐためには、乗り出し価格を基準に車を比較検討し、見積書の内訳を細かくチェックしましょう。乗り出し価格を抑えるためには、複数の販売店で相見積もりを取ったり、不要なオプションを選ばないようにしたり、自分でできる手続きを行ったりするなどの工夫が有効です。
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